歩こう会による「鎌倉」歩きは、今回で4回目。最初は、歩こう会発足間もない平成10年11月に銭洗弁天や源氏山公園を経て北鎌倉方面へ23名で…。2回目は翌11年の6月に,覚園寺や鎌倉宮、杉本寺などを巡る北東方面のコースで25名が参加。3回目は15年2月に江ノ電稲村ヶ崎駅から鎌倉駅へ向かうコースで48名、後半は今回のコースと一部が重なります。
そして今回は鎌倉駅から西へ向かって江ノ電極楽寺駅まで、初回と比べると3倍以上の75名で歩きました。折々の鎌倉歩き、これこそわが歩こう会の目覚ましい成長の歴史です。
今日は細い道を歩くので十分に心配りを…という幹事さんのアドバイスを受けて鎌倉駅西口からスタート。75人もの列が進むのですから他の迷惑にならないように気遣う幹事さんも大変ですね。
鎌倉の代表的な観光スポットである大仏や長谷寺に向かうこの道は,鶴岡八幡宮への若宮大路と並んで観光客が常に多く行きかうメインストリート。新旧の店が立ち並んでいて、歩きながら目はキョロキョロ、いかにも由緒ありげな老舗とともに、手作りのアクセサリーや小物雑貨を並べた小さな店が目立っていました。若い女性グループやカップルのお客が多いせいでしょうか。
1キロあまり進み、細い路地を折れ込んだところに「吉屋信子記念館」。冬場は公開されていないので門の外からちょっぴり垣間見ただけで、さらにその先の「鎌倉文学館」へ。ここは有名文士が多く住んだ古都鎌倉のもう一つの顔です。見学の前にまず庭に出て、加賀百万石前田家の別邸だった堂々たる洋館の前で記念撮影、有名文士の遺品などとともに、和洋折衷の建築美も堪能しました。
ついで鎌倉最古の神社といわれる「甘縄神明神社」」を経て鎌倉大仏が鎮座する「高徳院」に向かいます。今はまだシーズン前で、それほど人出のないのが幸い。大仏さまの周りを巡りながらゆっくりと拝観できました。威厳に満ちた奈良東大寺の盧舎那仏に比べ、円満で優しい風貌のせいで、大きな阿弥陀仏がとても身近に感じられました。
花の寺「光則寺」では梅が開き始めており、もうそこまで来ている春を感じながら、「長谷寺」へ。
木像としては日本一の大きさ(9.18m)とされる十一面観音を祀る観音堂や、地蔵堂、阿弥陀堂、大黒堂など、まるで仏様の博覧会のような賑やかさです。
最終ポイントの「極楽寺」まであと一息、「御霊神社」、「虚空蔵堂」を経て極楽坂の切り通しを抜けると「極楽寺」。お目当ての茅葺の山門は葺き替え工事中でしたが、医療福祉施設でもあった名残の石臼や石鉢を見ることができました。
帰りは門前の極楽寺駅から江ノ電で鎌倉駅へ。春はまだ浅く、夕刻に近づくにつれ寒さを感じた一日。次の鎌倉はいつ、どのコース、そういえば南東方向の安国論寺、材木座方面はまだだったな…などと思いめぐらせながらの帰途でした。