第134回 健康歩こう会(平成23年7月16日)

猛暑の中、長瀞の歴史を尋ね「岩畳」で遊ぶ

寄稿: 柿 本 政 昭

例年に無く速く6月中に梅雨明け宣言が出された関東地方ですが、この日も夏本番。酷暑予報が出される中、日本一暑いと言われる埼玉県北東部の秩父鉄道の野上駅に38名が集結しました。
今日は酷暑のなかのウォーキングですから、熱中症にならないよう注意事項を確認してからの出発です。 「長瀞観光案内」

まず向かったのが法善寺です。途中、高砂橋を通過しますが高さ13メートルの橋の上からは荒川渓谷一帯を望むことができます。オートキャンプやゴムボートで水遊びをする若者、長瀞ライン下りの観光船を見ながら法善寺に向かいます。法善寺は500年くらい前の創建ですが、花のお寺として有名です。春のしだれ桜、秋の藤袴は特に有名で、秩父地方の七草寺の一つにも数えられています。訪問したこの日は残念ながら花の季節ではなく、花を見ることはできませんでした。

次に一行は「金石水管橋」を通過して長瀞駅を目ざします。この橋は、もともと水道橋として作られたものですが、人も通れるようになっています。 「宝登山」

長瀞駅前では多くの観光客が来ており、ひときわ賑やかな様子でしたが、しばらく休憩してからの出発です。宝登山神社が次の目的地です。秩父神社三峰神社と並び秩父三社の一つとなっています。現在の本殿・幣殿・拝殿は、明治初頭に作り替えられたが、昨年宝登山神社御鎮座千九百年記念事業の一つとして社殿改修・祈祷殿神札所新築工事が竣工された。権現造りの社殿の欄間に施された龍などの彫刻が見もので、昨年の改修で真新しくなっておりその美しさに目を奪われてしまいます。 「岩畳」

宝登山神社に参拝したあとは、来た道を戻り長瀞駅を通過して岩畳に向かいます。荒川の中洲に長さ約500m、幅約80mの大きな結晶岩が露出している。「地球の窓」とも呼ばれ、日本地質学発祥の地とされている。この岩畳を縫うようにして流れる荒川を二人の船頭の舵取りで下るのがライン下りです。船頭さんたちは川底の岩までも知り尽くして操船しているとのことです。 「埼玉県立 自然の博物館」

岩畳からしばらく川沿いの岩のうえを上流に向かって歩き、「埼玉県立自然の博物館」に向かいます。日本地質学発祥の地にある自然博物館ならでのさまざまな化石や岩石、鉱物をはじめ地層の様子がわかる地学展示や埼玉を代表する4つの森とそこにすむ動物たちの様子がわかる大ジオラマの展示などをして埼玉3億年の自然と人とのかかわりがわかる展示となっています。 「埼玉県立 自然の博物館」

本日のウォーキングはここで解散です。近くの上長瀞駅まで行く人、長瀞駅まで戻って岩畳通り商店街で一休みや買い物をする人など、今回は懇親会が無いのでそれぞれの行動と共に帰路に着きました。酷暑の中のウォーキングでしたが、熱中症にかかる人も出ず、全員が無事に終えることができたのは参加者全員が注意して臨んだ成果と思います。