第137回 健康歩こう会(平成23年10月15日)

「くりはま花の国」と「上陸記念碑」散策

寄稿: 柿 本 政 昭

前日からの雨が朝まで続く状態で、開催できるか危ぶまれた天候でした。参加される会員の多くは家を出るときもまだ雨が降っている状況だったとのことですが、出発する午後1時には空が明るくなり、天候も良くなりつつありました。そんな中、集合場所の「京急久里浜駅」には38名が集結しました。久里浜天神社
今回から新たにメンバーに加わった黒住さんご夫妻、吉川さんの紹介があったあと本日のコースリーダーの有田幹事からコース紹介がありました。
まず向かったのが「久里浜天神社」です。江戸時代の初期、この地の開墾が難工事で砂村新左衛門が故郷の摂津の国の福島天満宮(現大阪市福島区)を勧請したと伝えられる神社です。

くりはま花の国このあと、一行は「くりはま花の国」に向かいます。この公園は「緑豊かな自然とのふれあいを満喫できる花」をテーマにしている公園です。小高い丘全体が公園になっています。公園内はほとんど一本道ですので自由散策で花を楽しむことになりました。まず一行が向かったのがコスモス園です。9月の2度の台風の影響でコスモスが傷み、満開には少し早い状況でしたがいろんな種類のコスモスの花を鑑賞しながらコスモス畑の丘を登って行きました。そして途中、怪獣ゴジラが迎える冒険ランドや県木の広場を見ながら花の国の東側出口に集合した一行は、住吉神社に向かいます。

海上守護の神様で「吾妻鏡」、「相模風土記」より1000年くらい前の創建と伝えられています。この一帯を治めていた三浦一族がこの神社の山頂の松に旗を掲げて武運長久を願ったり、源頼朝の妻政子が二代将軍の頼家を出産するにあたり馬を奉納したなどの歴史がある神社です。

東京湾フェリー久里浜港の乗り場の横を通過して向かったのがペリー公園です。久里浜港日本の開国を求めて来航したアメリカ海軍提督ペリーが久里浜海岸に上陸したことを記念して作られた公園です。伊藤博文の筆によるペリー上陸記念碑の前で集合写真を撮影のあとペリー記念館の見学です。ペリー来航に関する資料や模型などが数多く展示されています。

残念ながら、記念館見学のころから再び雨が降り出したため、このあとの燈明堂には希望者のみの歩行となりました。燈明堂に行かない人たちはそのまま久里浜駅に向かったり、何人かは記念館で一行の帰りを待つことになりました。
燈明堂燈明堂は現在の灯台の役目をする施設で慶安元年(1648年)幕府の命によって築造され、明治の初め観音埼灯台にバトンタッチされるまで、約220年に亘って一日も休まず夜間の船の守り神として活躍した我が国の灯台史上極めて貴重なものです。残念ながら明治20年頃風雨で倒壊して土台のみが残されました。平成元年に当時の燈明堂に近い形で復元されました。

このあと一行はペリーが上陸した地点に近い場所と言われる開国橋から平作川沿いに夫婦橋まで歩きます。夫婦橋のこの辺は新田開発工事に関わる海水の逆流防止のための水門が作られた地域です。東京都葛西臨海水族園当時は中洲があり二つの橋が夫婦のように掛かっていたことからこの名前が付いたそうです。夫婦橋からゴールの京急久里浜駅までは商店街を歩いてすぐの距離です。ペリー記念館で降り始めた小雨は、ゴールに到着しても降やむことはありませんでしたが、雨に濡れた衣類などを乾かしながらの懇親会はいつものように盛り上がったことは言うまでもありません。